一口にお肉と言っても、様々な種類のものがありますよね。ダイエット中に食べるお肉のおすすめは、たんぱく質が豊富だけど脂質が低いものです。鶏肉なら胸肉やささみ、牛や豚なら赤身が多く脂身が少ない部位が挙げられます。牛肉で最もカロリーが高いのが、脂身の多いカルビで、100gあたり約517kcalです。反対にカロリーが少ないのがヒレ肉で、100gあたり約223kcalとなっていてその差は半分以下です。

豚肉なら、ばら肉は100gあたり約386kcalのところ、ヒレ肉は100gあたり112kcalです。このように、脂身が多いか少ないかで、ヘルシー度合いが大きく異なるので、注意が必要です。

昨今では、コンビニなどで手軽に手に入る「サラダチキン」という名前で売られている鶏ハムは、鶏胸肉を主原料としたメニューです。皮なしの鶏胸肉で作られた鶏ハムは、100gあたり約121kcalと言われていて、低カロリーだけど高タンパクなのが嬉しい食品です。自宅で鶏ハムを作る際は、砂糖を入れすぎないようにすることで、糖質量も抑えられるので、栄養が豊富で低カロリー、低糖質という嬉しいことづくめなメニューと言えます。

鶏胸肉やささみは、どうしてもうまく調理しないとパサつきやすくて食べにくいという方もいるかもしれません。そんな悩みを解消するのが、鶏ひき肉と豆腐を使ったハンバーグです。まずひき肉になっていることで、ほろほろと崩れやすく、そのまま食べるよりもパサつき感を感じにくくなります。さらに、豆腐を合わせることで、しっとり感がアップ。動物性タンパクと植物性タンパクが同時にバランスよく摂取できるのもいいですね。

豚肉を調理するなら、鍋でゆがくのがおすすめです。なぜなら、鍋でゆがくことで脂分を落とす効果があるからです。ゆがいて油を落とし、さらに水でしめる際ににも油が落ちるので、完成した時にはさっぱりとしたヘルシーなお肉が食べられますよ。ただし、バラ肉はただでさえカロリーが高く、しっかり脂身が付いてしまっているので、なるべく避けてヒレ肉を使ったりロース肉の脂身部分を取って使うのがいいでしょう。

イギリスの伝統料理であるローストビーフは、今や日本でも定番の肉料理の1つですよね。ローストビーフは、赤身でヘルシーな牛肉を使って低温調理するため、しっとりとジューシーでローカロリーな食材としてダイエットにぴったりな食材と人気があります。ローストビーフは、ダイエットに嬉しい低カロリー高タンパクであることに加え、鉄分が豊富なことも嬉しいポイントの1つとなっています。ダイエット中は食事を控えめにすることが多く、必要な栄養素も不足しやすいです。鉄分が減ると、貧血や肌荒れなどの原因にもなるため、美しく健康的に痩せたい方にはぜひ摂ってもらいたい必要な栄養素ですね。サラダのトッピングとしても使いやすいため、野菜を一緒に摂りやすいのも嬉しいポイントの1つです。

焼き鳥屋さんで楽しめるささみ串も、ヘルシーな肉料理の1つです。おうちでもグリルで焼けば簡単に、お店のような味を楽しむことができますよ。ささみ串の楽しみ方の1つとして、色々なトッピングを楽しめることがあります。とろけるチーズを乗せてみたり、梅肉ソースを乗せてみたり、さっぱり岩塩で楽しんでみたり、自宅でのいただく時ならではの楽しみ方ができます。ささみ自体がヘルシーなので、色々とトッピングしても気にならないのが嬉しいですね。